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 健康講座 No.1

           健康の基本は適切なバランスから
                                指導 鍼灸指圧師 剣持 甲子朗



はじめに
 今、21世紀を迎えたわけですが、何が変わるのでしょうか。

 20世紀の幾多の戦争という悲劇のほかに天変地異や伝染病という、人類絶滅の危機を巧みにくぐりぬけてかつてない繁栄をみましたが、反面公害問題や地球温暖化、人口増加に伴う食糧問題、地域紛争など国家レベルでは大変な問題が山済みですね。

 国家レベルでの問題も大切なことですが、やはり自分自身のことがまず当面の問題となるのは当たり前のことでしょう。

 仕事や家族のことも大切ですが、なにより自分の健康に不安があってははじまりません。健康でありさえすれば、大抵のことは何とかなるものです!

健康で過ごすために
 さて、私はその健康のことについて提案していくわけですが、基本的に「自分の健康は自分で守る・管理する・・・」その為のサポートが「我々治療師の仕事」と考えています。病院や医師、治療師まかせでは本当の健康は得られません。
しかし自分勝手な思い込みや判断で対処した場合には、重大な問題になる場合もありますので注意が必要です。

健康に過ごすためにはたくさんの条件がありますが、何より血流の促進が大切な条件のひとつでしょう。栄養物や酸素を各細胞に供給するとともに、老廃物や炭酸ガスの排出はすべて血液の流れによって行われているわけですが、そのほかに免疫やホルモン関係も血流を抜きにしては考えられません。

その血流を阻害するのが「冷え」です。一般に「冷え性」といいますと昔から女性の問題と考えられていますが、実際にはあらゆる病気、例えば癌・アトピー・不妊症なども「冷え」が原因のひとつとなっています。

冷え性の手軽な解消法
 「冷え性」を解消するには、たくさんの方法がありますが、寒い冬には最も手軽なお風呂を考えてみましょう。
お宅のお風呂の温度は何度でしょうか?
一般的なお風呂の温度は42度ぐらいといわれていますが、冷え性を解消するするには少し問題があります。
日本人は肩までドップリと浸かって入るのが普通ですが、これでは身体の芯から温まることはできません。


なぜでしょう
 お風呂に肩まで入ることによって、身体には水圧がかかり肺活量が30%減るといわれています。つまりガス交換が減るために、苦しくなって長くお風呂に入っていることができないのです。温まる前に上がってしまうので、ついつい温度を高くしがちです。表面だけが熱くなって身体の芯はひえたまま・・・
これでは冷え性は解消されません。今日から出来る入浴方法として「半身浴」をご紹介しましょう。



温度 ぬるめのお湯にする(37〜40度)
入浴法 胸から(横隔膜)下だけを入る
時間 20〜30分間程度
注意点 身体の芯から温まり、汗が出てきます。
湯冷めをしないことが大切です。
汗をかいたぶん水分を補給する。
下半身を暖かくする。

  次回はさらに効果的な方法を紹介しましょう


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