http://www.murakami21.com 村上広域情報誌2001
  
 新潟動物ネットワーク  
No.119

東北地方太平洋沖地震 被災地応援ボード 
~ペットを飼っている被災者のみなさまへ~
http://ndn2001.com/ndn/animal-support/index.html


猫の言葉


猫は家につく、犬は人につく。
犬も猫も小さな子供の頃に飼い始めたほうがよく懐く。

私が店長猫:スノーと暮らし始める前まで常識だと思っていた
犬と猫に関する非常識です。

我が家の猫スノーは新潟カレッジキャットという新潟大学の有志で運営されている
大学に捨てられたり集まった野良猫を保護するサークルから譲っていただいた猫です。
※現在ではその活動は大学公認サークルとなり、保護からTNR活動へと変わっています。

最初は別の猫目当てで譲渡会に行きました。
ところが目当ての猫を目にする前に、息子の側に寄り添う大きな白猫。
当時息子はまだ保育園へ通っていて、一般的には動物からはあまり好かれない年頃でしたが
この白猫は離れる気配がありませんでした。
1時間程サークル長さんから猫を迎えるための準備や生活について話をしている間も、
息子の少し乱暴に振るオモチャに目を釘付けにさせて寄り添う大きな白猫。
サークル長さんから目当ての猫の話を振られても、もう心はこの大きな白猫で決定しておりました。
若いオスの白猫で息子の良い友達になってくれると1ヶ月の仮譲渡をお願いしました。
名前は保護時からつけられていたスノー。見たままの真っ白な猫です。

我が家にやってきた日、到着後すぐに息子と遊び始め
まるで生まれた時からここに居たよ!と言わんばかりの態度で悠然と寛いでいた姿には驚きました。

その後何度もドライブと称してあちこちに一緒に行きました。
奥只見湖の遊覧船にも乗りました。
彼は人間が大好きなようで、誰にでもオデコを当てに行きます。
これが結構な勢いで押されるので、毎回膝カックン状態になります。
訪問者にはヤマトの運転手さんでも郵便配達員さんでも近所のおばちゃんでも
誰にでも挨拶してまわるので、いつしか楽天ショップの店長猫になりました。

最近、簡単な漢字も読めるようになった息子は書店で猫の言葉辞典を見たらしく、
スノーが鳴く度に私に通訳をしてくれます。
その殆どが「ご飯だよ」ですが、息子の隣で目をキラキラさせながら
そうだそうだと目で語るスノーの様子を見るとあながち外れではないらしいです。

そしてスノーに癒される日々を過ごすうちに、
他の出会いを待っている犬や猫達の手伝いができないかと
新潟動物ネットワークに参加しました。

毎月末に新しい出会いを待つ尻尾の仲間達のチラシを
掲示して頂いている協力者様へ送っています。

そのチラシを折りながら、「もしこの子がうちに来たらさ、・・・」
そんな息子と猫の会話を聞いています。

猫は思ってた以上に聞き上手ですよ。

猫も犬も人によく懐くし、
大きくなってからのほうが実は上手くいく

というのが今の私の常識です。



新潟動物ネットワーク/チラシ発送担当
道永 沙織
平成25年12月1日掲載


新潟動物ネットワーク  バックナンバー
1 里親探しています。 2 なぜ、のら猫になるの?(その1)
3 なぜ、のら猫になるの?(その2) 4 なぜ、のら猫になるの?(最終回)
5 「馬」のこと 6 犬班の譲渡活動について
7 学校啓発班の活動 8 多頭飼育班の活動について
9 フリマの活動について 10 動物虐待を考える
11 レクレーション活動について 12 中越地震における新潟動物ネットワークの対応
13 「お礼状発送係り」を担当して 14 2004年度会報作成を担当して
15 携帯当番を担当して 16 ボランティア活動とお金
17 “動物好き”に翻弄される動物たち 18 「生きる使命を与えられた動物たち」
    ~猫の一時保護を通して~
19 パネル展と講演会のお知らせ 20 一時保護で変わる犬の運命
21 動物たちを考えるパネル展 22 外国人の目から見た日本の動物たち
23 猫の飼主探しから、素敵な出合い 24 村上東中学校で「命の大切さについて」
25 「動物たちへ少しのお手伝い」 26 「冬の野良猫」
27 小さな命を救いたい 28 うさぎとラビットファー
29 捨て猫しゅんすけと新潟動物ネットワーク 30 リニューアルしました
31 今年は写真展とトークショー 32 優しい出会い
33 小さな命の移動販売 34 クーちゃんと暮らして
35 山に捨てられた猫 36 こどもたちに「命の大切さ」を伝える活動
37 ある犬の繁殖場 38 ある繁殖業者の廃業
39 愛犬からのメッセージ 40 聴導ねこ誕生!?
41 新潟動物ネットワークに参加して 42 気になっている事
43 中越沖地震 44 NDNフェスティバル「身近な動物問題に目を向けて」
45 NDNフェスティバル
 「身近な動物問題に目を向けて」を終えて
46 猫の譲渡会をします
 47  動物との係わり合いとアクシデント 48  NDN カレンダー
 49 雑感・携帯当番 50 犬の一時保護活動を通じて
51 ホームページのリニューアル 52 大平森林公園での犬の譲渡会を終えて
53  犬と猫の譲渡会 54 子猫を拾ってしまった
55  今年のフェスティバルは盛り沢山 56 進化していくNDNフェスティバル
57  譲渡会を終えて思う事(犬班) 58 「わんにゃんカーニバルIN朱鷺メッセ」を視察して
59 子猫を拾って  60 カレンダー送付係を担当して
61 猫の譲渡会での出会い 62 高齢猫「ぽっつ」
63 新潟動物ネットワーク(NDN)のスタッフとして 64 犬好きおばさんの話
65 気になる季節になりました 66 ゴールデンルール
67 新潟市で猫の不妊手術の助成金制度 68 今年もNDNフェスティバル2009開催!!
69 犬たちの暑い夏 70 「猫にピアス」
71 えほんのよみきかせ 72 犬の譲渡にまつわる思い
73 新年の始まりの交流 74 ホメオパシー勉強会
75 トラちゃんとミケちゃん 76 黄色いエンヤコラ
77 にょろ松イリュージョン 78 切なる夢
79 NDNフェスティバル2010 80 NDNフェスティバル2010
81 小さな命 82 赤い首輪
83 見果てぬ猫の楽園 84 継続は力なり
85 ペットショップに行く前に
        …ぜひ犬猫譲渡会へ!
86 雪の日に保健所を訪ねて
87 全ての尊い命 88 大震災に思うこと
89 恒例!
  NDNフェスティバル 2011のお知らせ
90 猫算(ねこざん)恐るべし!!
91 インターネットと現実
~ボランティアに保護されている犬猫は福島県だけで1300匹以上いる~
92 『同伴避難』~
~家族だからずっと一緒~~児玉小枝著~~出版に寄せて
93 「たくさんの想い」 94 新潟県動物保護管理センターにおける保護動物の譲渡活動について
95 NDNの活動を振り返って 96 新潟県のみなさまのお蔭で。
97 子供達と考えるペットの命〜 学校訪問活動 98 今年も猫の季節が近づいてきました
99 NDNのボランティアとして参加してみて 100 6月24日開催
 ★NDNフェスティバル2012「震災を考える」(1)
 〜新潟県初
  「太田康介氏・のこされた動物たち写真展」開催〜
101 6月24日開催
★NDNフェスティバル2012「震災を考える」(2)
〜新潟県は「ペット同伴避難訓練発祥の地」です〜
102 NDNフェスティバル「震災を考える」を終えて
103 「新潟県動物愛護センター見学記」 104 「動物愛護フェスティバル」
105 <動物の愛護及び管理に関する法律が改正されました> 106 涙の数は人間のためより動物の方が多い
107 NDNでボランティアをして思うこと 108 *NDNの譲渡会*
109 表参道・新潟館ネスパスでの「講演会」&
汐留メディアタワーでの「写真展」のご案内
110 シンポジウム
 「被災動物とペット防災を考える」のご報告
111 野良猫から幸せニャンコへ 112 <動物愛護管理法改定に寄せて>
113 祝!!新潟市動物愛護センターオープン 114 NDNスタッフになって
115 自己管理とボランティア 116 保護猫たち
117 今年も「NDNフェスティバル2013」を開催します! 118 動物愛護法が改正されました
119 猫の言葉

新潟県動物ネットワークさんから、切実なメッセージを戴きました。
   もう一度ペットとはを考えてみませんか・・・・
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※里親になってくださる方はこちらから(H23.1 リンク変更)
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