はじめまして、よろしくお願いいたします。
33号でお書きになられました関根様の、押花展を見させて頂きに参り、赤見様始め「鮭っ子リレー」執筆の皆々様に初めておめにかかりました。お仲間に入れて頂きましてありがとうございます。リレー随筆「鮭っ子物語」を読ませて頂きまして、皆様の故郷「村上」を想う心を強く感じ嬉しく存じて居ります。
　
　村上を離れまして○○年、両親もすでに亡くなり、兄弟も村上を離れて暮らして居ります現在でも、ありがたいことに四季折々の、故郷の味を楽しませて頂いて居ります。
　海・山・里の物と豊かな自然に囲まれ、美味しい食物に恵まれて居ます村上は、誰方にも誇って語れます所で、お裾分けしたり、差し上げたりしまして宣伝（？）致して居ります。
　アメ横に村上の「塩引き」を買い求めに行かれました知人は、お値段が桁が違ったと言って帰って来られましたが・・・。

　子供の頃に食べ馴染んでまいりました食物へのこだわりは、年を重ねますと余計につのってまいりますようで、神戸に住んで居ります兄は、新婚の頃関西出身の嫁さんを貰ったら「塩引き」を薄く切るので「塩引き」の味がしないと嘆いて居りましたが、昨春、吉川さん（大町きっ川）におめにかかった時「この頃は自分で作ってるらしい」と聞かせて下さいましたけれど、好物の「飯ずし」でも作っているのかしら・・・。
　村上の食文化で育てられました娘は、仙台で生活しておりますが、結婚前は食べた事がなかった彼に「醤油はらこ」「もずく」料理を作り「おいしいでしょ、おいしいでしょ！」と洗脳して居りますようです。
　年に二・三回お墓参りに、友人と一緒の時には温泉へ、幼馴染とおしゃべりして、街のたたずまい、空気にふれ嬉しくホッとして、明日への生きる力を貰って満足して帰ってきます。
　地盤沈下することなく、発展向上して栄えて行って頂きたいと願っております。